名刺スキャナが来て、あらかた名刺が電子化されたので、記念も兼ねてレビューを書き留めておきます。

まず、ScanBit S-65。
これはいいものだ。（マ・クベ風に）



ちょっと読み取りにクセがあります。
差込口のところにセンサーがあるのですが、このセンサー上に紙が置かれていると「まだ紙が続いている」と誤認識して1枚の紙扱いにしてしまいます。これを避けるために、名刺1枚を読み込んだ後１・２秒の間を空けるといいでしょう。

その間に排出口に出た名刺を片付けておきます。
積もってくると引っかかって読み取りミスをしてしまいますので・・・。

読み取りにかかる時間はおよそ５～７秒。
３～４時間ほどかければ写真のような山ができるはずです。



私はメモリいっぱいになるまで使っていないのですが、付属のSDカードは2GBなので、100kbの画像が約２万枚くらいは入る（実際は付属ソフトなどがあるので実際はもうちょっと少ない）計算なので、１万枚くらいならたぶん大丈夫でしょう。うん。

私の場合は取り込んだ画像は一旦PCに保存します。
iphoneの場合、itunesを使って画像を同期します。
やり方ですが・・・。itunesはバージョンごとに使い方が劇的に変わるので（←皮肉）
「itunes　画像　同期」などで検索すると良いでしょう。

Androidの場合はそのままSDカードをぶっさせる場合はぶっさして終了です。
スキャンするときにmicro-SDにアダプタを付けて取り付けると幸せかもしれません。
無理だったらPC経由で取り込みましょう。


あとはCamcardの「写真を選択」から５０枚ずつ選んで取り込んでいきます。
５０枚以上取り込めれば嬉しいんですが、今後のバージョンアップに期待しましょう。
選択時にチェックがつかない方式なのでとりこみ逃しが無いか画面下のチェック画像をよく見ながら追加しましょう。

取り込んだ後は「名刺入れ」からチェック出来ます。未チェックのものは画像にチェックマークがついています。


間違って認識した名刺も、元画像を見ながら修正出来ます。



チェックする時の心構え的なものですが・・・。
とりあえず名前だけちゃんと登録されてるか確認しておけばいいと思います。
実際に使うときには画像の方を見て確認すればいいわけですし。
使わない名刺に時間をかけるより、その方が楽に管理出来ますよ♪

さて、チェックが終わった後、保存するとどこに保存するか聞いてきます。
この時icloudに登録するようにするとiphoneの連絡先にも登録されるようです。
連絡帳が名刺のデータで溢れかえる弊害もありますので、この辺は個々に使いやすい方法を選んでいただけると良いでしょう。

連絡帳に登録すると、電話がかかってきた時に「どなたですか？」ということがなくなります。
Androidの方は知らない人からの電話を自動で判別し、名称表示する「電話帳ナビ」等と併用するととってもいいかも！

あと、まだ使っていないのですがXMLやCSV書き出しに対応しているようです。
エクスポートしたデータはメールでPCなどに送れるようですね。
年賀状とか劇的に楽できるかも・・・。


使ってみた感想ですが、常に手元で1,000枚以上の名刺が管理できる心強さは思っていた以上に大きいです。
名刺データの全文（名前だけでなく住所・肩書きなどからも）検索できるのは最高ですね。
「あの人に電話しなきゃ・・・何番だっけ？」とか「あ、ついでだから○○さんのとこ寄れるかな？どこだっけ？」という時に強力サポートしてくれるはず・・・ですよ！